いつもと変わらず種をまく。

「孫が来てくれたみたいで嬉しいわぁ。」

依頼主のおばあちゃんからいただいた言葉。
そう思っていただけるような関係性を築くことが「みんなの孫プロジェクト」の狙いの一つでもあるため、僕らも嬉しいです。

草刈りの依頼がこの時期はどうしても多いですが、その他に「倉の片付け」「畑作業のお手伝い」「獣害柵の補修や設置」などもさせていただいています。
一昨日はまさに倉の片付けと畑作業のお手伝いのご依頼をおばあちゃんお二人からそれぞれいただきました。

畑作業のお手伝いを希望される方からは草刈りよりもさらに短い期間で定期的にご依頼をいただいており、土をおこす作業、畝をたてる作業、寒冷紗をかける作業、草取り、肥料まき、野菜への土寄せ、追肥、雑草防止のマルチ張り、種まき、苗の定植、野菜の収穫など実に多様な頼み事をされます。

こういったご依頼に応える際には、上山の棚田で日々作業し経験していることが活きていることを実感します。

ちなみに一昨日は白菜、にんじん、大根への追肥、玉ねぎ定植用のマルチ張り、にんじんへの土寄せ、サツマイモ堀り、肥料をまいた畑の土を耕す作業を行いました。
依頼主である90歳間近のおばあちゃんも、単に私たちに作業を任せっきりにするのではなく、草取りなどできることを見つけて一緒に作業をされます。

畑に出て野菜の成長や収穫を楽しみ、できる範囲で自分も作業をする。

やはりこれは農村で暮らす方々が心身ともに健康でいるための大事な習慣の一つです。
引き続きこのようなご依頼にも応えていきたいと思います。